難解

かけがえのない人

 

かけがえのない

そんな人になりたくて

そんな人でいたくて

 

たぶん今まで生きてきた

ずーっとそうした人生を

 

相手の丁度いい温度と位置に、

自分を置いて、じっとしている

 

心地よくいてくれたら嬉しいし

私の居場所もなくならない

相手の心地よさが嬉しい。

そう思って、相手の心地よさを

優先する

 

けど、そんな私の居場所は

相手にとってはかけがえのないもの

でもなんでもなかったり

 

いつでもある、ただの場所で

なくならない、たぶんただの空気

 

透明で軽く、自己主張なく

ただ、あり続けるだけ

何かを求めず

ただ、居る

 

私は私でどうやったら

何も悩まず、気にせず

生きることができるかな

 

彼のように

愛や恋に依存せず

自分を自分のまま生きれるかな

 

彼のように自信が持てるかな。

 

きっと、私が

居なくなっても、彼は大丈夫で

違う空気を吸って生きていける

違う空気を、すでに持っている

色んな世界の、色んな空気を

 

私も彼とは違う空気を

探さなければ、、なのかもな

何かを創造できる違う空気を

 

何度も何度もわかったように

自分に言ってきた言葉

愛も恋もスパイス、

 

必要不可欠なメイン食材じゃなく

あるといいな、あれば気分変わるな、

の、そのスパイス

 

だから、現実感のない人で居て

いつもは気配を消して

かけがえのない人になれる自分を

夢に見ない

 

かけがえのない人とゆう席は元々ない

 

いい子でなければ目にも止まらないが

どんなにいい子のふりをしても

手には入らない難解な場所

 

だから、そこに行こうとせずに

静かに、過ごす

 

誰も傷つけず

自分も傷つけず、

 

幸せって何かなって

 

 

今は空気さえも薄くて、

息苦しくて、身体も心も重い

コロナじゃないよ

病は気から、、ただそれだけ

恐ろしい程、気分ってやつは

身体を不幸にするんだな

 

負けないように負けないように

私ができること、探さなきゃ